[ネタバレ] 『最高の教師』最終回レビュー

ドラマ

2023年7月期のドラマで特に人気を集めているドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」  放送から2ヶ月が経過し、9/23(土)に最終回を迎えました。

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「最高の教師」最終回のあらすじ

最後の舞台は<卒業式>。                                   一周目の人生で九条里奈(松岡茉優)が殺された日。                  

卒業式が近づくにつれ、鵜久森叶(芦田愛菜)の「明日がくる実感がない」という言葉がわかるようになっていく。『卒業式を終えて生きられる感覚がない。』そんな里奈を夫である九条蓮(松下洸平)は寄り添いながら、支える。

卒業式が終わり、九条里奈(松岡茉優)は1周目で自分が突き落とされた場所で犯人を待つ。すると、そこに3年D組の生徒である星崎透(奥平大兼)が現れた。

九条先生は星崎と向き合う。星崎は先生に自分の悩みを告白する。                    『この世界が色のない世界に見え、人とは違う、変われない自分はなぜ生きているんだろう、、、』

星崎は九条先生を殺した後に自分も死ぬつもりだった。先生はそんな悩みを抱える星崎に言葉を届けようとするも、彼の心には届かなかった。飛び降りようした星崎を九条先生や夫の蓮、3年D組のクラスメイトたちが救う。星崎はクラスメイトの言葉を聞いて、生きることに。

無事、物語はハッピーエンドで終わると思われたが、、、

突然、浜岡(青木柚)が背後からナイフで九条里奈(松岡茉優)を刺したのだ。九条先生は無事一命をとりとめ、3年D組の生徒たちに「卒業おめでとう」と担任教師としての最後の言葉を届け、最終回は幕を閉じた。

最終回の感想

やはりハイライトは星崎透(奥平大兼)と九条先生(松岡茉優)のシーンです。                

星崎が抱える悩みに共感する視聴者もいるのではないでしょうか? 少なくとも私は星崎の「周りが景色みたいに見える」という感情を抱いたことがあります。誰もが抱えうる悩みを、感情を、うまく言語化していてすごいなと思いました。    

また、九条先生の『自分だけでも、自分を信じてみてくれませんか?』というアドバイスで星崎の心は動かなかったのがリアルだなと感じました。

言葉を投げかけても相手に届かないこともある。今まで、現実では起こりえない奇跡が起きてハッピーエンドを迎えるドラマをみても、どこか受け入れられない自分がいたんです。でも、「最高の教師」は現実で生きる私たちに向き合って、言葉を伝えている様な気がしました。                             

「最高の教師」を振り返って

そら
そら

人生の教科書とも言えるドラマです!

1話ごとにきちんとテーマが決められていて、どの話を見ても胸に響く言葉に出会えます。    

ドラマを通して九条先生に人生の楽しみ方を教わっている様で毎週楽しみでした。人生に悩んだときや、押しつぶされそうになった時にまた観たいと思えるドラマです。

私も生徒たちとほぼ同年代なので、生徒たちの言葉に深く共感し、九条先生の言葉が自分に向けられている感じがしました。高校生や大学生には特にオススメしたいドラマです!


最後までご覧いただきありがとうございました。

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